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あなたが日々感じているちょっとした不便も、実は簡単に解消するための方法があるのかもしれません。
富山県の病院 医療福祉と子育て |
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富山県内の病院数は県内に110ヶ所。そのうち入院が可能な有床の病院は70ヶ所です。県内で医療に従事する医師の数は2010年の時点で2,635人。富山県民10万人につき約241人が治療に当たれるという計算になります。 全国平均で見れば可もなく不可もなくといったところですが、県政はこの状況を医師不足と重く考え、特に不足している小児科、産婦人科、麻酔科の医師養成に取り組んでいます。そのための政策の一つとして富山大学医学科の定員増があります。 推薦で学力だけでなく将来活躍しうる人望を持った人材を迎え入れる地域枠を平成19年から新設し、現在県内高校出身者を対象とした推薦の地域枠15名、卒業後は県内の病院に9年勤めることを約束した特別枠5名を増設し、県の未来を担う医師の拡充を目指しています。 |
反面、年間の医療費は31万円と平均以上ですが、外来患者数は43位と富山県民はあまり病院に行きません。「くすりのとやま」と呼ばれていたので、薬は転ばぬ先の杖として常にもらっているのでしょうか。
看護面では、施設サービスへの給付費割合は富山県が1位なのですが、その反面居宅サービスへの給付費割合は富山県は44位とかなり低め。施設型サービスに傾倒しています。
子育て面では富山県は保育所への入所待機児童数が0人であるため、母親が社会復帰しやすい環境は整っているといえます。このように共働きしやすい環境が高い収入水準を保っているのでしょう。