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あなたが日々感じているちょっとした不便も、実は簡単に解消するための方法があるのかもしれません。
富山県の家庭事情 世帯収入・世帯支出 |
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富山県の人口数は平成24年時点で約108万人。そのうちの約40%にあたる42万人が富山市に住んでいます。次点で17万人の高岡市、9万人の射水市と続きます。 人口自体は他の件の例に漏れず減少の一途を辿っているので、県は人口流出に歯止めをかける政策を求められています。 |
総世帯数は約38万世帯で、一世帯あたり約三人という結果となっています。
世帯ごとの収入は56万円と46万円の全国平均を大きく上回っています。世帯主の収入は37万円と全国平均の38万円を少し下回る程度ですが、配偶者の収入が7万と全国平均の4万に3万の差をつけており、特筆すべきは他の世帯員の収入が4万と全国平均の7千円に5倍以上の差をつけているということです。
これはどういうことかというと、富山県は持ち家率が高い為、二世帯三世帯の同居が他の県よりも容易です。加えて年配の方も現役や趣味で農作業などをされている方が多いため、総合的な収入が全国平均から大きく上回ったのだと思います。
支出は35万と全国平均の36万と同程度であるため、富山県は他の県よりも貯蓄のしやすい県といえます。
一つ気になる支出項目はこづかい(用途不明金も含まれる)で、2万と全国平均の2倍です。収入が多いのでへそくりなどの家計から忽然と消えるお金が多いのかもしれません。
業種としては江戸時代には「くすりのとやま」と呼ばれていたように現在においても製薬事業に優れています。またベアリングやロボット産業なども優秀な為、製造業が最多となっています。
富山県に本社を置く主な上場企業は朝日印刷、日医工、不二越などです。
正規雇用者割合は70.7%と全国でトップであるため、リストラの心配が少ないのは大きな利点です。