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富山 お土産としても有名な鱒寿司(ますのすし)

富山名物と聞かれると十中八九答えに上がるのが「鱒寿司」。見た目もきれいですし、何よりおいしい。そんなお土産に喜ばれる鱒寿司ですが、鱒寿司にも様々な薀蓄があるのです。お土産の際にはひけらかさない程度に教えると物知りだねと尊敬されるかもしれません。
富山 お土産としても有名な鱒寿司(ますのすし)
画像:とやま観光ナビ(http://www.info-toyama.com/)

鱒寿司とは

鱒寿司とは木製の器に笹を敷いて、その上に酢飯とますの切り身を並べて重石でつぶしたお寿司です。かつては富山市内の神通川で獲れていたますを使っていました。しかし神通川はくねくねと曲がっており雨季のたびに氾濫する暴れ川だったので明治に入って川を加工しました。その結果なのか鱒があまりとれなくなり、最近では外国産や北海道産を使用しているのは内緒の話。

現在富山市内には鱒寿司を製造しており富山ます寿司協同組合に加盟しているお店は13店舗ありますが、値段は全店共通で1段が1,300円、2段で2,500円と決まっています。これは価格競争によって店が疲弊し、鱒寿司が滅んでしまわないように各店で取り決めているそうです。

鱒寿司は各店舗ごとに鱒の生具合や米の酢の具合がばらばらで、生に近い状態の鱒を使っている店もあれば、箸でほぐせるぐらい水分の抜けた鱒を使っている店もあります。特に後者は生魚の好きではない友人も好んで食べていたので生魚の苦手な人にオススメです。

鱒寿司とは
画像:富山ます寿し協同組合公式サイト(http://www.toyama-masuzushi.or.jp/)

終わりに

富山ます寿し協同組合
鱒寿司ミュージアム   駅前のCiC5階

詳細はこちらのサイトで確認できますので、鱒寿司に対する知識をどんどん深めていってもらえればと思います。

終わりに
画像:とやま観光ナビ(http://www.info-toyama.com/)

2013.08.05

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